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表2−3 常雇従業員の県内比率80%以上の企業

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注)*印は本土系企業(名桜大学小濱観光学研究室)

 

(6)管理職者の県内比率
管理職者について県内比率の高かった(60%以上)企業10社について示したのが表2−4である。内訳は地元系が6社、本土系が4社という結果であった。中でもホテルDとホテルHは100%県内出身者となっている。
ここでも本土系資本と地元系資本で差はみられない。先にも触れたように、むしろ地元系ホテルであっても地元からの採用率が100%にならないのは、地元での管理職の採用が難しいという面を裏付けている。

 

表2−4 管理職者の県内比率60%以上の企業

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注)*印は本土系企業(名桜大学小濱観光学研究室)

 

(7)他地域との比較
表2−5、表2−6は、他地域での地域内雇用状況の例である、天城湯ヶ島町は伊豆にある温泉観光地で、歴史も古く観光地として成熟している。一方松尾村は、高原型観光地で、当時スキーリゾート化に着手して間もない時期である。

 

 

 

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